2017年5月24日のブックマーク (2件)

  • こゆるぎ岬

    いちどだけ自殺しようと思ったことがある。中2の時。俺はクラスでかなりハードなイジメに遇ってた。家に帰れば両親は離婚寸前でもめてるし、とにかく最悪だった。 当時、神奈川県の中学では2年次にAテストというのがあって、高校入試にめちゃめちゃ影響する重要なテストと言われてた。俺はその結果も散々だった。勉強なんかできる精神状態じゃなかったのだ。3才から一緒に暮らしてた犬も死んじゃうし、かわいいなと思ってた女子から「バイ菌」と呼ばれるし、もう死ぬしかねえと思った。 文学にかぶれていた俺は、太宰治にあやかって鎌倉のこゆるぎ岬で死のうと思った。太宰が心中に失敗した場所だ。 俺は太宰みたいに睡眠薬を持ってなかったので、家中の薬をかき集めて持って行った。でたらめに飲んでやるつもりだった。 こゆるぎ岬に着いて岩畳の上でぼんやり突っ立ってたら「おい」と呼ぶ声がした。 振り返ると、ネプチューン名倉みたいな妙に濃い顔

    こゆるぎ岬
    msdkun
    msdkun 2017/05/24
  • 毎日新聞の皇室報道を見て、歴史が繰り返される理由が分かった

    1923 関東大震災 1925 治安維持法制定 1940 東京オリンピック(日中戦争などで開催権を返上) 1941 太平洋戦争 2011 東日大震災 2013 秘密保護法制定 2020 東京オリンピック 一時期こんな書き込みがネットで流行った。 俺は、この書き込みのことは、正直馬鹿にして見てた。 ほぼ国家公務員しか対象にならない秘密保護法を、世紀の悪法「治安維持法」に見立てるのは無理がある。 ただ、最近の皇室関係の報道を見ながら、考えが変わった。 見方を変えると、確かに歴史は繰り返されている。 この先の出来事も、このままいくと繰り返される可能性が高いかもしれない。 一番重要なポイントは「戦前の軍部」の役割を、誰が担うかだ。 俺は、ここに素直に「自衛隊」を代入していていて、だからこそ、歴史は繰り返さないと思っていた。 戦前の軍部があれだけ暴走できたのは、大新聞と、その後ろにいる国民からの熱

    毎日新聞の皇室報道を見て、歴史が繰り返される理由が分かった
    msdkun
    msdkun 2017/05/24
    読み物として楽しませてもらったが、事実関係についてひとつ。「井上内閣」は歴史上存在しない。文脈から察するに、「井上」とは金解禁政策でデフレを招いた井上準之助だろうが、彼は浜口雄幸内閣の蔵相である。