(英エコノミスト誌 2012年12月8日号) 英国は大して変化のない国になった。 変化のない国になった英国の未来は・・・(写真はロンドン市内)〔AFPBB News〕 イギリス英語には、「どうしてる?」と聞かれた時に答える決まり文句がある。「別に変わりないよ(nothing much)」というものだ。 これは、面白くなりそうな会話を終わらせる方法であるか、それを生きる人にとってさえ変わり映えしないように見える人生のとっさの評価であるか、どちらかだ。 この言葉に慣れている英国人にとっても、困惑する外国人にとっても同じように難しいのは、どちらの意味が当てはまるのかを知ることだ。 現在の議会が中間点に差しかかった時点で、英国では何が起きているのだろうか? ある意味では、別に変わりがない。経済面では、一部の生物学者が進化の跳躍の間に横たわる長たらしく退屈な期間と呼ぶ静止状態にある。 本誌(英エコノ
12月9日、かねてからメジャーリーグ挑戦か日本球界入りか注目されていた大谷翔平(花巻東)が、日本ハムへの入団を表明した。昨年の菅野智之(東海大)に続いて2年連続して1位指名選手を獲り逃がせば、将来的な戦力低下と士気の低下を招きかねないところだった日本ハムはひと息ついただろう。 今回の大谷の表明を受けて、「今後、メジャー挑戦を隠れ蓑にして意中の球団に入ろうとする選手が出る」と確信的に言ったプロ野球OBがいた。日本ハム入り表明前、「メジャー挑戦をドラフト前に宣言しながら日本ハム入りすれば学校や家族も批判されるかもしれない、だから日本ハム入りに踏み切れなかった」と大谷は言ったが、「隠れ蓑云々」と言われることが大谷は嫌だったんだなと思った。同時に、こんなナイーブな少年が勇気を出して「高校を出てすぐメジャーに挑戦する」と言えたことを改めて不思議に思った。 プロ野球選手は権力者である。高校を出たばかり
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