サッカー サッカー日本代表 プレミアリーグ 「ミトマはネイマールのようだ」「ミトマの動画を何回も見たのに…」三笘薫25歳と対戦した英国人DFたちが明かす“なぜミトマに抜かれたか”
Jリーグ通算227試合出場を果たした“ミカ”ことミハエル・ミキッチ氏。スロベニアのマリボルでアシスタントコーチを務める同氏は、現在も熱心にJリーグをチェックし、日本で監督業をスタートすることを夢見ている。そんなクロアチア随一の“日本通”が絶賛する選手とは? インタビュー後編では、現日本代表の獲得をディナモ・ザグレブに推薦したエピソードや、カタールW杯のラウンド16で母国クロアチアと対戦する可能性について語ってもらった。(全2回の2回目/前編へ) 「サガン鳥栖時代の鎌田大地もディナモに推薦したよ」 ――第3戦のスペイン戦で日本はどう戦うべきですか? うむ……。スペインは非常に難しい相手だね(苦笑)。ドイツ対スペインの試合を見たけど、彼らはとてもうまくボールを保持し、とても見事なコンビネーションを繰り出して、とても簡単にボールを前へと運ぶ。何かしらの弱点を見つけるのは不可能だ。私自身、弱点を見
まさに今季の横浜DeNAベイスターズのチームスローガンである『横浜反撃』を身をもって表現する男。グラウンドでの必死なプレーはもちろんのこと、ふとベンチに目を移せば、そこには必ず188センチの長身の熱血漢が仁王立ちし、マスク越しに仲間たちを鼓舞している。 今季からDeNAに加入した大田泰示――。 神奈川県の東海大相模高校出身であり横浜を拠点とするDeNAとは地縁のある大田だが、チームにすっかり溶け込んでいるその様子は、まるで生え抜き選手のように感じられる。大田は、この新天地で過ごしたここまでのシーズンを次のように振り返る。 「まず1年目ということでチームがやろうとしている野球を深く知ること。そして選手一人ひとりの性格や考え方を理解し、自分はチームのためになにをすればいいのか考えてきました。とにかく明るくて勢いのあるチーム。前半戦、なかなか勝てない時期があっても、みんな前を向いて勝ちにこだわっ
観衆を惹きつける躍動感のあるプレーと“高卒ドラ1の遊撃手”という肩書。横浜DeNAベイスターズの森敬斗は、チームの将来を担う存在として常に注目を浴びている。 2年目となった昨シーズン、森はオリンピックブレイク前に一軍に帯同されると、実戦で揉まれながら最後まで戦い抜いた。 そのポテンシャルの高さはもちろん、スター候補生にふさわしい選手ではあるが、昨季の森から漂っていたのは輝きよりも苦しみ、あるいは悔しさだった。 「おっしゃるとおり、悔しさは大きかったですね……。チャンスをいただいたのにも関わらず、できないことがたくさんありました。試行錯誤しながらやってきたのですが、なかなか結果を出すことができなくて……」 昨季の成績は44試合に出場し、113打席で打率.194。言うまでもなく物足りない数字だ。 森が一軍に昇格したのは7月10日。柴田竜拓の負傷による登録抹消を受けてのことだった。このシーズン初
しかし極度の打撃不振で5月11日にDFAとなり、4日後の15日にはロサンゼルス・ドジャースへの移籍が発表されたが、6月9日には右ふくらはぎのケガで故障者リスト入り。同17日には3Aのオクラホマシティ・ドジャースで実戦復帰したものの、ここでもなかなか結果が残せずに、ついに7月7日にはメジャー40人枠を外れて、マイナー契約となってしまった。 「筒香は150km以上の速球を打てない」という評価 文字通りどん底に落ちたのである。 この頃の筒香には、必ずついて回った1つの評価がある。それは「筒香は150km以上の速球を打てない」というものだった。 実際問題としてメジャー移籍1年目の2020年は150km以上の速球に対しては31打数2安打の打率6分5厘で、2年目の21年もレイズでは13打数2安打の1割5分4厘という低打率に喘いでいた。 その現実を筒香自身はどう受け止めていたのだろうか? 【次ページ】
ブログをきっかけに藤枝MYFCの分析官に抜擢された龍岡歩(現おこしやす京都AC)。9年間にわたる海外放浪の経験が分析官としての素地を作ったという 今年の天皇杯でサンフレッチェ広島を破り、見事にジャイアントキリングを達成したおこしやす京都ACは、関西1部リーグに所属する社会人クラブだ。同クラブで分析官を務める“サッカー店長”こと龍岡歩は、サッカー未経験でJリーグクラブからスカウトされたという特異な経歴を持っている。龍岡はどんな人生を歩み、サッカーを仕事にしたのだろうか? また、“素人”がサッカー界で活躍することは可能なのだろうか?(全2回の2回目/前編へ) 「小さいころにサッカーにハマってからは、年間1000試合くらい見るような生活を送っていました。でも、運動神経は悪かったので、部活動の類はなにもしていません。高校卒業まで、ただひたすらサッカーを見る毎日でした」 高校卒業後、龍岡は約20カ国
2021年、日本サッカー界最大のジャイアントキリングは、天皇杯2回戦で起きた“おこしやすの奇跡”だった。関西1部リーグ所属のおこしやす京都ACが、J1の強豪サンフレッチェ広島を5対1で破ったのだ。その舞台裏には、「まともにボールを蹴ったことがない」と語るサッカー未経験の分析官がいた。(全2回の1回目/後編へ) 学生時代、部活に所属していなかった“サッカー店長”こと龍岡歩は、サッカーを見ることに多くの時間を費やした。高校卒業後は、9年間の海外放浪を経てサッカーショップに就職。並行して書いていた戦術ブログが関係者の目に留まり、サッカー素人でありながらJ3の藤枝MYFCに分析官として加入することなる。その後、おこしやす京都ACに活躍の場を移した龍岡は、先述したジャイアントキリングの当事者となった。 「試合前に『この試合勝てるよ』って言ったら、チームのみんなに笑われました(笑)。監督ですら10回に
フリー打撃で前後を打つことになった時にそのバッティングを初めてじっくりと見た。音に違いを感じた。 「ボールを捉える音が違った。打球音が違ったんだ。今まであまり聞いたことがないような音だった。ボールを芯でしっかりと捉えるとこういう音がするものなのかと思ったね。もちろん、飛距離も違った」 最初は野手だと思っていたが“兼”投手。今や誰もが当たり前のように口にする二刀流だと聞かされた。打者としてのセンスは一目で分かったが、二刀流への挑戦には当初はやや半信半疑だった。しかし、それも実戦を目のあたりにして評価を変えた。 「最初に聞いた時には『へえ、ピッチャーもやるのか』程度の感想だった。身近でその投球を見て、ビックリしたよ。ストレートはもちろん速い。それにストンと落ちるフォークにスライダー。そうか、彼は特別な選手なんだと理解したね。今でもメジャーではあの落ちる球で三振を取る確率が高いと思うが、あの頃か
オシム電話インタビューの後編である。話題はEUROから日本へと移っていく。Jリーグについて、日本の進歩について、日本人がヨーロッパのクラブで監督をする可能性について……。話はどんどん深まっていくのだった。(全2回の2回目/#1から続く) 「それで君らのほうはどうなっているのか。Jリーグははじまったのか?」 ――続いています。川崎フロンターレがずっと首位を維持していますが。 「監督は誰なのか?」 ――日本人です。鬼木達といいます。 「いいチームを作りあげたのだな。どんなチームなんだ?」 ――ちょっとバルセロナに似ています。ボールを支配してパスを回し、コンビネーションで崩します。 「それならいいではないか。もともとスタジアムの雰囲気はいい。東京の近郊にあり、人々は心からサッカーを楽しんでいる。スタジアム自体も悪くない。すべてが揃っている。どんなプレーをするのか具体的にはわからないが、進歩してい
「サッカーを見られればそれで十分」と元気な様子のオシム。いまだにJリーグもチェックしている(2013年撮影) イビチャ・オシムに電話をしたのは6月22日の早朝、EURO2020グループリーグ最終戦でオーストリアがウクライナを1対0で下し、ラウンド16進出を決めた直後だった。オーストリア代表監督はフランコ・フォーダ。ドイツ人だがシュトルム・グラーツ時代にオシムの下でプレーし、2001年に現役引退した後もシュトルムに指導者として残り、2002〜03年、06~12年、14~17年の3度にわたり監督にも就任している。その後、2017年にオーストリア代表監督に就いてからは積極的に世代交代をはかってオーストリアの再生に成功し、オシムもその手腕を高く評価していた。 オシム本人とは話せなくとも、アシマ夫人にひとことだけ「おめでとうございます」と言おうと思いかけた電話を、夫人は即座にオシムに繋いでくれた。受
約3カ月で600万ダウンロードを突破した人気スマホゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」。競馬ファンからすれば、スペシャルウィークやトウカイテイオーが美少女化されたことも驚きですが、「作った会社は月100億円を稼いでいる」と聞くと、興味がわくのではないでしょうか。 スマホゲームが話題ですが、2018年と今年に放送された2回のテレビアニメも、同作を見た競馬ファンに聞くと口をそろえて評価していました。元々ドラマチックな競馬のエピソードをアニメのストーリーに落とし込むと同時に、多彩なキャラクター(ウマ娘)たちが特徴的に生き生きと描かれているからです。 「ウマ娘」のサイトのキャラクター紹介ページ(https://umamusume.jp/character/)には70人以上がずらりと並んでいますが、身長や誕生日、勝負服、特徴も細かに解説されています。いずれもリアルの競走馬のエピソードに沿っていて、目
長く、壮絶な叩き合いのすえ、2頭が馬体を併せてゴールした。 内か、外か。どちらが勝者なのか、すぐにはわからなかった。が、誰の目にも明らかなことがひとつあった。 それは、この一戦は間違いなく競馬史に残る名勝負である――ということだった。 武豊・ナリタブライアンと田原成貴・マヤノトップガンが激突した第44回阪神大賞典は、そういうレースだった。 1996年3月9日。ちょうど四半世紀前のことであった。 ナリタブライアンの再始動戦となった阪神大賞典 その2年前の1994年、ナリタブライアンは圧倒的な強さで史上5頭目のクラシック三冠馬となり、有馬記念も制した。三冠で2着馬につけた着差の合計は15馬身半。歴代の三冠馬で最大である。 しかし、翌1995年の春、右股関節炎のため休養。天皇賞・秋で復帰するも、本調子にはほど遠く12着に終わった。次走、武を鞍上に迎えたジャパンカップは6着、有馬記念は4着と精彩を
「あれは漫才じゃない」――2020年のM-1はなぜあれほどの賛否を呼んだのか? 出場した漫才師たちのインタビューから、その答えに迫っていく。 「ボケの野田クリスタルはほとんどしゃべらない」という“正統派ではない”スタイルで優勝したマヂカルラブリー。2人が語る「つり革」へのこだわりとファイナルジャッジの瞬間。(全3回の3回目/#1、#2へ) ――1本目で2位につけたものの、まだ後ろに4組が控えていました。暫定ボックスに座っているときは、やはりドキドキしていましたか。 野田 錦鯉さんが残っているのは気味悪かったですね。点数を高めにつける審査員はいるだろうなと思っていたので。 ――爆発力ということでいえば、おいでやすこが、マヂカルラブリーを超えることができるのは錦鯉だったかもしれません。 野田 予選で評判がよかったアキナやウエストランドはどうなるかわからなかったな。楽しみながら、でも、ハラハラも
「あれは漫才じゃない」――2020年のM-1はなぜあれほどの賛否を呼んだのか? 出場した漫才師たちのインタビューから、その答えに迫っていく。 「ボケの野田クリスタルはほとんどしゃべらない」という“正統派ではない”スタイルで優勝したマヂカルラブリー。2人が語るせり上がりでの「土下座ポーズ」から“2017年の呪い”が解けるまで。(全3回の2回目/#1、#3へ) ――笑神籤6番目で、いよいよ出番が巡ってきました。今回は感染対策の一環で、控え室は舞台裏ではなく、少し離れたところにあったんですよね。だから、スタジオまでの長い廊下を歩くシーンも映されていました。すごく落ち着いて見えました。 村上 そのときはもう「フレンチ」とネタが決まっていましたから。その安堵感ですね。 野田 決勝進出が決まってからというもの、ずっと怖くて、その状態は決勝当日、自分たちの出番の前にCMが入るまではずっと続いていた。でも
村上 僕らは今も観返せないですよ。 野田 ライブとかで無理やり観せられるんですけど。 でもいちばん凹んだのは上沼さんではなく… ――ただ、上沼さんも「芸人」ではありますから、どこか芝居なのかなと思いつつ、野田さんが「(こちらも)本気でやってるから!」と言った時の「本気でやってるちゅってんねん、こっちも!」という巻き舌気味の返しはやはり縮み上がります。 野田 あれはマジらしいです。 村上 上沼さんに近い人に言わせると、マジらしい。 野田 周りから「上沼さんとの因縁」みたいな言われ方をして、僕らもそれに乗っかりました。でも、2017でいちばん凹んだのは、じつは、そこではなかった。あのとき、審査員全員、点数が低かったんですけど、松本(人志)さんに84点をつけられたことが何よりショックだったんです。 もしもトップだったら「つり革」をやっちゃおうかと ――あれだけの体験をしたら、決勝進出が決まっただ
蓋を開けてみると、レース展開は「カオス」に 駒澤大学の劇的な逆転優勝で幕を閉じた第97回箱根駅伝。ただ、レースを大きく盛り上げ、主役を演じたのは間違いなく出場4回目の創価大学だった。選手が見せた強豪校に劣らない強く、溌剌とした走りは、観ている人の心に刺さったに違いない。 しかし、その前評判は決して高くはなく、今年は青山学院大学、東海大学、駒大、そして明治大学が優勝を争うだろうという声が圧倒的に多かった。蓋を開けてみると、レース展開は「カオス」になったのだ。 箱根前哨戦でもある全日本大学駅伝でも、全8区間中6区間で先頭が入れ替わる展開だったが、箱根の往路区間も5区間中、4区間でトップチームが入れ替わる大激戦。しかも優勝候補の青学大が12位、明大が14位で大苦戦という信じられない展開だった。 復路も時差スタートができたのが17校と昨年の12校を大きく上回って混戦駅伝を演出し、戦力格差が縮小傾向
イビチャ・オシムとは定期的に連絡を取り続けている。ここに掲載するのは、11月1日の電話による直近の会話である。 前編では中村憲剛の引退について語ったオシムだったが、話題は現在オーストリア(グラーツ)で2試合をおこなう日本代表への期待、そして自身の近況へと移っていった――。(#1から続く/全2回) ◆◆◆ オーストリア代表に見た「2つの成功」 オシム ここ(オーストリア・グラーツ)でどんな相手と試合をするのか教えてくれ。 ――メキシコとパナマです。 オシム スタジアムは? ――シュトルムのスタジアムだと思います。 オシム そうか。私も見に行ける。いい試合になるだろう。一緒に見れるといいが。 ――そうですね。 オシム 日本がどのぐらい進歩したかを見ることができる。メキシコは優れたチームで、日本の実力を測るには最適だ。技術的に優れたとてもシリアスなチームだ。 私は他のいくつかの試合にも期待してい
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