ブックマーク / decoppati.exblog.jp (8)

  • わたしが苦手な階級主義 | ある脳神経外科医の毎日

    病棟で聞くといやーな気分になること。 看護婦長さんがクラークさんに 「これやっておいてちょうだい」とか 年老いた掃除のおじさん、おばさんに 「ここを掃除してちょうだい」と 召使いに言うように用事をいいつけること。 医者が看護婦さんや年上の放射線技師さんに 頭ごなしに命令口調で威張り散らすこと。 確かに組織には命令系統というのが存在し、 ある立場の人間が誰かになにかを オーダーするという仕組みなのは確かである。 だからといって、礼を失していいとは思わない。 へりくだる必要はないが、 同じ事を頼むのでも最小限の敬語で言ってもいいわけである。 気で自分は何か違うと思っているのだろうか? 指令系統はともかく、 掃除のおじさんたちやクラークさんを雇っているのは 威張り散らしている彼らではない。 同じように同じ病院に雇われている身で、 職種も異なるから各々のスペシャルティがあるのに それを無視してあ

    わたしが苦手な階級主義 | ある脳神経外科医の毎日
    msh2
    msh2 2015/12/03
  • 医局に訪ねてくる女性たち | ある脳神経外科医の毎日

    病院の中には医局といって、 医師が各々の机と棚を持っているスペースがある。 ここで仕事の合間に勉強したり、論文書いたりするわけである。 各科毎に部屋をもらえる病院もあれば、 全部の科がごちゃ混ぜで押し込められる病院もある。 また冷蔵庫、テレビなどを設置してあって、 お茶のみスペースやソファを置いている医局もある。 脳外科単科の医局というのは男所帯であるからして まずもって、雑然としているのが常である。 当直のときなどご飯を外からとってべたりするので なおさら汚れるのである。 こういう医局に居るときにいつも不思議に思っていたのは、 こういう男くさい部屋に平気で入ってくる外部の女性が多いこと。 そもそもMRさんにも女性が増えてる。 まともな営業職なのに昔堅気のキャリアウーマンと違って、 水商売の営業みたいな踵丸見えのパンプス、ミニスカートが主流。 ま、これはわざとお仕事とるためにやってるの

    医局に訪ねてくる女性たち | ある脳神経外科医の毎日
    msh2
    msh2 2015/12/03
  • 「食堂に弁当を持っていくようなもの」とは。 | ある脳神経外科医の毎日

    医局から命じられて、 遠くの赴任先に6ヶ月から1年行くことがある。 この際に、嫁さんや彼女を伴っていくことを、 同僚たちは 「堂に弁当を持っていくようなもの」だと評する。 そのこころは、 赴任先の病院では、看護婦や事務員、若い病院医療作業員を相手に、 男性医師が入れい状態でしたい放題だから。 遠方の赴任先では、むしろ結婚してる方がもてる。 お互いに後腐れがないからだ。 そのためには、嫁や彼女は拠地に置いておいて 単身赴任するのに限るらしい。 そうやって寂しそうな顔を作って家を出て、 笑顔で竜宮城に向かうのだ。

    「食堂に弁当を持っていくようなもの」とは。 | ある脳神経外科医の毎日
    msh2
    msh2 2015/12/03
  • 立つ鳥跡を濁しっぱなし。 | ある脳神経外科医の毎日

    この季節、丁度、看護婦さんほかコメディカルの退職、新人の入職、 医者の人事異動などでなにかと人が入れ替わる時期である。 立つ鳥跡を濁さず、とことわざでいうが、 確信犯的に濁しっぱなしで発っていく人もでる。 一つは患者さんについて。 入院患者さんは医者の異動のときに タイミング良く皆さん退院できるわけではないので、 そのまま新しくやってきた医師か、 残された医師が引き継いで担当することとなる。 手術の日程を異動後に設定してあったり、 書類書きや転院の依頼などを やらずに残して脱出する逃避型の人。 いなくなってから蔑まれること必至である。 もう一つは男女関係について。 いろいろな部署で人が入れ替わるため、 連日送別会の嵐になるわけで、 去っていくのをいいことに それをい散らかしの場にする人。 歓送迎会合同だとなおさらで、 右も左もわからないピチピチの新人看護婦さんを 安易にもてあそぶ鬼畜。

    立つ鳥跡を濁しっぱなし。 | ある脳神経外科医の毎日
    msh2
    msh2 2015/12/03
  • 人間ウォッチング:女性医師と看護師さん | ある脳神経外科医の毎日

    仕事上、看護師さんとのコミュニケーションは良いに越したことはない。 長く女性の世界に足をつっこんでいるからか、 男にせよ女にせよ、おおむね看護師は、男女の別には敏感である。 そして女性の看護師さんは女医さんに好意的なことが多い。 男性の看護師さんは独特で、男性医師にはとても従順で献身的な人が、 女医には非常によそよそしく振舞ったり、 介助を怠ったりすることも少なくない。 女の看護師さんと女医の関係は年齢のバランスによっても多少異なる。 ま、美醜のバランスってのもほんとはあるように思われる。 女医が若くて綺麗だったりすると、一方で熱狂的なファンもできるが、 多くは妬まれて、あること無いこと噂されたり、 いわれの無い中傷を受けたり、意地悪をされたりする。 逆に化粧っ気もなく、病院ではお洒落しないタイプや、 美人じゃない人は、全くノーマークである。 女医が若くて、看護婦も若い場合は、友人感覚でざ

    人間ウォッチング:女性医師と看護師さん | ある脳神経外科医の毎日
  • 花の色はうつりにけりないたづらに…… | ある脳神経外科医の毎日

    「わが身」ももちろんだが、 人間誰しも容姿は嫌が応でも変遷し衰える。 男性でも女性でも老化による衰えは同じはずだが 女性は特にそれを敏感に気にするものである。 はげてでぶになって10年前とは大違いになった男性でも 目の下にちょっとぐらいクマができた女性が々とするのに対して 概ねおおらかな気持ちで生きているようにみえる。 男性優位の医療現場では 若い女性でありさえすればまず美醜を問わずちやほやされる。 当然女医へもその傾向はあるものの 男性医師の看護師に対する評価ほど露骨ではない。 若い看護師がかわいかったり美しかったりすればもちろん、 まあたとえ面相がいけてなくても、 新人に近いほどとにかく構われる。 ゴルフ、テニス、スキー、フットサルなど 医師の主催するスポーツへの参加を要請されたり、 野球の応援に駆り出されたり、 いちいち近況を聞かれたり、メールのやりとりをしたり。 しかし、花の命は

    花の色はうつりにけりないたづらに…… | ある脳神経外科医の毎日
  • やっぱり男の医者はもてるかも。 | ある脳神経外科医の毎日

    学生のときから不思議なこと。 一般に男子医学生、あるいは男性医師はやっぱりもてること。 実験や必須の授業、試験が多く、 毎年、単位一つでも落としたら留年くらうから、 一生懸命勉強して通るのが当たり前、 卒業試験、国家試験は一発で通るのが当たり前という世界では 連帯感をもつことが重要で、 学内の女子学生からすれば同級生の男子たちは、同志である。 もちろん学内で恋愛感情が芽生えて付き合う人たちは多い。 それにしても6年間もかなり密着して学生生活を送れば、 勉強ができたりできなかったり、理解力があったりなかったり、 面白味があったりなかったり、卑怯な奴、頼りになる奴、 精神的に弱い奴、タフな奴、はったりかます奴、正直な奴、 話題が乏しい奴、とにかくいい奴など、 とにかく学内では飾ることなど不可能に近いから 誰がどんな人なのかは大体わかってくるものである。 だから学内の女の子からは恋愛関係になると

    やっぱり男の医者はもてるかも。 | ある脳神経外科医の毎日
    msh2
    msh2 2015/05/07
    いたいけな新人看護婦などをデートに連れ出し、品定めをして 「やりほう」(やり放題)とかいっているのを聞くと虫酸が走るのである。
  • 浮気への糸口 | ある脳神経外科医の毎日

    女の子と仲良くなる努力を常に惜しまない人たちの生態。 彼らの口癖は 「家庭に仕事とセックスは持ち込まない」。 何故か異口同音にそういう。 ちなみに子供のことはとてもかわいがっており、 日頃の罪滅ぼしの意識が強いのか、自分の子供にすごく甘いので 一様にお子様たちの行儀は悪い。 大体、仕事で眠れない毎日を送っていると、 ちょっと暇ができると寸暇を惜しんで遊びたくなるのが常である。 というわけで、特にレジデントや若い医者の学生ノリに便乗して、 彼らに命じて若いOLや大学生などと合コンをセットさせる。 年齢なんてひどいと10歳ぐらいサバ読んで、 もちろん「独身」ということになっている。 はっきりいって、結婚しててもうちの医局の人々は うちに帰れない&帰らないため所帯くささがない。 子供が居ても2シーターのスポーツカーに乗ってたりする。 (コンバーティブルにするとさらに女の子受けがよいとか) 若い女

    浮気への糸口 | ある脳神経外科医の毎日
    msh2
    msh2 2015/05/07
  • 1