「ルシュールクミオさまのお電話でしょうか?わたくし、○○不動産の××と申します。このたび突然のお電話、大変恐縮です。」 (とらなきゃよかった。やっぱりマンション投資だ!) 「マンション投資なら不要です。忙しいので切らせてもらいますね。」 「あ、ちょ、ちょっとまってください。営業ではありません!切らないで!」 「は?」 「実は、クミオさまが開発したシステムについて、ご相談したいことがございまして。」 (システム?私はただの事務屋でエンジニアじゃないし何か勘違いしてる?それとも新手のタイプの営業か?) 「当社のような小さな不動産会社では、服務管理システムを開発する費用はございません。ずっと紙で管理しているのが煩雑だということで、ご縁があった御社社員がもってきてくれた、PCログを表示できる勤務管理ソフトを利用していました。」 「先日、会社のPCを新たなものに交換したところ、今まで利用していたソフ