先日、アクセンチュア・パブリック・サービス・バリュー・インスティチュートのグレッグ・パーストン所長に取材する機会を得た。アクセンチュアではパーストン氏が中心となり、住民の行政へのニーズを探るための調査「グローバル・シティ・フォーラム(GCF)」を各国の都市で実施している。 GCFでは、各都市の市民数十人に集まってもらい、議論を進める中で市民が求める公共価値を探っていくというスタイルで調査を実施している。参加者は、(A)市民、(B)納税者、(C)サービス利用者という3つの異なる立場からのロールプレイ形式などによる議論を行う。2007年はパリ、マドリード、シンガポール、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、ベルリン、シドニーの8都市で調査を実施した。2008年はオスロ、トロント、東京、ダブリン、ローマの5都市で実施している(発表資料。東京での調査結果の分析は今年末から来年に掛けて発表予定とのこ
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