東日本大震災の被災の状況を伝えていこうと、被災地の写真や被災者の証言の映像などをデジタル技術で保存する「震災アーカイブ」の取り組みが、大学や企業などで広がっています。 このうち、茨城県つくば市の防災科学技術研究所では、およそ500人の被災者の証言を映像で記録しようと、先月から岩手県釜石市などで撮影を始めています。 研究所では、映像と併せて被災地で撮影された8万点余りの写真を来月から順次、ホームページで公開する予定です。 また、国会図書館では震災に関する情報を掲載したインターネットの企業や自治体のホームページの内容を記録して、今後、公開することにしています。 このほか、東北大学や民間の大手検索サイトのヤフーやグーグルなども写真や映像を保存して公開する取り組みを進めています。 こうした震災アーカイブの取り組みでは、記録した映像や写真などを防災教育などに二次利用するための著作権の処理も課題になっ
ヤフーはこのほど、東日本大震災を振り返るとともに、大規模災害への備えを訴え、復興支援への参加を呼び掛ける特設サイト「3.11から~2012~」を開設した。掲載期間は3月末までの予定。 特設サイトでは、「3.11の記録 デジタルアーカイブ」として、Yahoo!ニュース トピックスで取り上げられた震災に関するニュースと「東日本大震災 写真保存プロジェクト」に投稿された写真や映像を組み合わせて1年の年表に再構成した「3.11タイムライン」を掲載する。 「わたしの3.11」をテーマとして、震災の体験談も募集する。寄せられた投稿を英訳して日英2言語でサイトに掲載するとともに、ハーバード大学、311まるごとアーカイブスで保管し、今後の防災研究などに役立てるとしている。 このほか、震災に関連して各地で催されるさまざまな復興イベントやチャリティイベント、テレビ番組などを紹介するほか、被災地で活動するNPO
【シンポジウム開催報告】東日本大震災の記録とその活用 311まるごとアーカイブスの目指すもの 2011年10月8日(土)13時から、遠野市民センターにてシンポジウム 東日本大震災の記録とその活用 311まるごとアーカイブスの目指すものが開催されました。 第1部では、「311まるごとアーカイブス」(http://311archives.jp/)の活動目的や概況をはじめ、アーカイブ活動の取り組みを紹介いたしました。 アーカイブ活動へ実際に携わっている方々にインタビューを行いながら、13のプロジェクトの活動状況についてについて報告いたしました。 ←第1部の発表資料はこちら 第2部では、「データの収集・活用をめぐる課題とアイディア」というタイトルで、パネルディスカッションをいたしました。 継続的な支援を呼び掛けるため、次の災害に備えるため、世代を超えて伝えていくため、活用の目的と、その弊害、対応に
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