秋の大和路探訪 其の四 大き海の 水底(みなそこ)ふかく 思ひつつ 裳引(もび)き平(な)らしし 菅原の里 「万葉集巻二十」 石川女郎 西ノ京大池~休ヶ岡(やすみがおか)八幡宮~世界文化遺産・薬師寺~世界文化遺産・唐招提寺~喜光寺~西大寺 平城京の都は碁盤の目状のように区画され中央を南北に通る大路を朱雀大路と言いました。北に平城宮正門(朱雀門)、南に羅城門が建てられました。朱雀門を背に南を向くと、東は左京にあたり西は右京と言いました。その右京を西ノ京と呼びました。西ノ京の中心に薬師寺、唐招提寺、喜光寺などがある事から薬師寺、唐招提寺付近を「西ノ京」と呼んでいます。