日本電信電話(NTT)とピーディーシー(PDC)は21日、自然な音声対話が可能な「接客型デジタルサイネージ」を開発したことを発表した。タッチパネル操作は必要なく、ユーザーの発話を分析し、ユーザーの要望する情報を検索・提示するという。 従来の音声認識を用いて案内を行うシステムでは、込み入った内容の検索を行うことができず、また、周りが静かである必要があった。今回、NTTの研究所が持つ音響処理・音声認識・言語処理・音声合成をはじめとしたメディア関連技術を活用し、「音声対話プラットフォーム」を構築。さらに、デジタルサイネージ分野において国内で高いシェアを持つPDCのノウハウを活かし、「接客型」のシステムを実現した。 接客型デジタルサイネージは、ユーザーに能動的に話しかけ、会話を解釈し、ユーザーが置かれた状況に応じてインタラクティブな情報提示を行うことで、自然な対話を可能としている。また、外部情報(