政府は「サイバーセキュリティ戦略本部」の会合を開き、ことしの夏に決定するサイバー攻撃への対策などを盛り込んだ新たな戦略について、急速に深刻化・巧妙化するサイバー攻撃の状況や国民生活への影響などを十分に分析し、策定する方針を確認しました。 冒頭、菅官房長官は「現行戦略の策定後、サイバー空間と実空間の一体化が急速に進んでおり、将来像を見据えた対策が必要になってきた。東京オリンピック・パラリンピックを控え、大会後を見据えた対策が求められている」と述べました。 そして、サイバー空間における科学的知見の進展などが国民生活に与える影響や、国家の関与が疑われる事案も含めて急速に深刻化・巧妙化するサイバー攻撃の状況、諸外国の動向などを十分に把握・分析し、新たな戦略を策定する方針を確認しました。 政府はこうした方針に基づき今年度中に骨子案を取りまとめた上で、ことしの夏に新たな戦略を決定することにしています。
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