森友学園をめぐる問題で安倍昭恵夫人の言動が「政権の足を引っ張りつつある」として「行動を自粛なさってはいかがだろうか」と苦言を呈していた産経新聞が、今度は「魔女狩り」を主張している。 国有地売買に安倍晋三首相夫妻の関与や官僚による忖度はないとの見方を示しながら、メディアの報道ぶりを昭恵夫人への「個人攻撃」だと非難している。 「『いけにえ』に選んだ相手を、手段を選ばず火あぶりに」 コラムは阿比留瑠比・論説委員兼政治部編集委員による「阿比留瑠比の極言御免」。2018年3月22日の紙面に掲載されたコラムでは、「野党・メディアの魔女裁判いつまで」と題して、メディアや野党のふるまいを 「事実や実態などどうでもよく、ただ自分たちが『敵』または『いけにえ』に選んだ相手を、手段を選ばず火あぶりにしようとしているだけではないか」 などと非難している。 加計学園をめぐる問題では、学園側に批判が集中する一方で、日