12月17日、超党派の米上院議員が公表した2つの民間専門機関の報告書によると、2016年の米大統領選に対するロシアのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を利用した介入は、これまで考えられていたよりも範囲が広いことが判明した。写真はロシア国旗と、ツイッターとフェイスブックのロゴ。ゼニツァで5月撮影(2018年 ロイター/Dado Ruvic) [ワシントン 17日 ロイター] - 2016年の米大統領選に対するロシアのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を利用した介入は、これまで考えられていたよりも範囲が広く、人種や過激思想によって米国民の分断化も狙っていた──。超党派の上院議員が17日公表した2つの民間専門機関の報告書で、こうした実態が判明した。 報告書はそれぞれ、ソーシャルメディア分析会社ニュー・ナレッジと、オックスフォード大学および調査会社グラフィカの研究チーム