物理的に異なる2拠点をL2VPNで接続する SoftEther VPNはSSL-VPNを実現するソフトウェアで、 商用ソフトウェアPacketiXの機能限定版です。 2010年に前身のUT-VPNがオープンソースとしてリリースされ、 後継で本ソフトウェアが2013年にフリーウェアとして登場しました。 SoftEther VPNとUT-VPNの違いとして、IPsec/L2TP機能を搭載した事により、 AndoridやiOS端末などの幅広いスマホ機器に対応する事ができるようになった他、 またダイナミックDNSに対応した事で、非固定IPアドレス環境での利用が以前に比べて楽になりました。 インストール方法はクライアントとサーバー側で異なりますが、 ここではサーバーにSoftEther VPNのLinux版をインストールし、 Windowsには管理ツールをインストールして設定を行いたいと思います。