ゲストOSの起動 インストールが終わったら、仮想ハードディスクイメージを使ってブートします(-boot c)。今回、ゲストOSはX Window Systemを必要としない最小構成にしています。通常、QEMUはSDLを使ったVGAでの出力ですが、今回はテキストモードで起動します(-curses)。 実行するとそのまま仮想ターミナル上でゲストOSのブートが始まり、ブート後、ログインし/proc/cpuinfoを見ると、CPUの型が「QEMU Virtual CPU」となっていることが分かります。 $ kvm -hda sid.img -boot c -m 384 -curses (snip) Debian GNU/Linux squeeze/sid kvm-guest tty1 kvm-guest login: $ cat /proc/cpuinfo (snip) model name