ガッツポーズを決める園子温監督(右)と神楽坂恵(c)Kazuko Wakayama[映画.com ニュース] 園子温監督の最新作「恋の罪」が5月18日(現地時間)、開催中の第64回カンヌ映画祭の監督週間でワールドプレミア上映された。園監督と日程を調整して渡仏した神楽坂恵が舞台挨拶に出席。上映後には5分間にわたるスタンディングオベージョンが起こり、ふたりは感無量の面持ちだった。 10カ国から配給オファーがあり、すでにイギリスと香港での公開が決定している同作。園監督は、「カンヌに来られたことをすごくうれしく思います。この映画は、僕の女性に対する愛と尊敬を描いた映画です。実際に起きた事件にインスパイアされてつくりました」と挨拶した。 「恋の罪」は、21世紀直前に起こった渋谷区円山町ラブホテル街の殺人事件を軸に、水野美紀、富樫真、神楽坂が演じる3人の女の生きざまをセックス、言葉、狂気、生と死、家族
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