ハリウッド期待の3D映画、景気後退で普及に暗雲 2009年2月26日(木)15:33 (トムソンロイター) [ロサンゼルス 24日 ロイター] 3次元立体(3D)映像を使った映画で興行収入のてこ入れを目指すハリウッドだが、景気後退(リセッション)の影響により、3D映画普及の雲行きはやや怪しいものとなっている。 ウォルト・ディズニーは27日に「ジョナス・ブラザーズ/ザ・コンサート 3D」を3D設備の整った劇場で公開するが、それにより、フォーカス・フィーチャーズ配給の「コラライン」の3D版が公開される映画館は約300館に減ることになる。 これについて、フォーカス・フィーチャーズの責任者ジャック・フォーリー氏は「業界が興行収入を増やす機会を逸していることの見本だ。ばかげている」と述べた。 3D映画を上映するための高額なデジタル機器は21世紀に入って普及が始まり、2005年の3D版「チキン・リトル