以下は、財団法人学習ソフトウェア情報研究センター発行の「学習情報研究誌 2008年 1月号」に執筆したものを、許可を得て転載したものです。タイトルは特集「インターネット社会のセキュリティ」の一部としてあらかじめ与えられた「インターネットにおけるセキュリティ対策」というものでしたが、ここでは内容的に即して「インターネットのセキュリティに対する正しい認識」と改題しておきます。 PDF版はこちらをどうぞ。 インターネットのセキュリティに対する正しい認識 鈴木常彦 Tsunehiko Suzuki 中京大学情報理工学部(豊田市貝津町床立101, tss@sist.chukyo-u.ac.jp) 要約 インターネットが何であるか定義できるだろうか。インターネットに安全,安心を求めてはいけない。今日のインターネット社会は砂上の楼閣である。本論ではインターネットがいかに信用できないものであるかを,その基
「文法を理解するには?」を主眼に「私の場合はこうでした」 というものを4stepsに分けて述べてみます。 (以下の方法でドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語くらいは、勉強しました。未だに感覚が残っているのは、フランス語だけですが(涙)) 「こういう風にした方がいいんじゃない?」 とか 「いや、私はこうした!」 などのご意見がある場合は、コメントまでお願い致します。 Step 1: ざっくりとした文法を学ぶ 学校で習うような「イワユル外国人のための文法」を ラフに理解します。 あまり深追いせずに「全体を眺める感覚」が大事かと思います。 ただ、分からない箇所は印をつけておくくらいの 努力はした方が後から記憶に残ってよいかもしれません。 (幾つか言語を勉強すると、 この過程が苦痛で無くなってくることもありますが、 一般に時間がかかり過ぎですので、 「時間がある方"のみ"、類似の文法構
フランスを代表する大手小売業カル○ール。 当時「黒船来襲か」と恐れられたカル○ールも、日本市場では成功にまで至らなかったのはご承知のとおり。しかし低価格販売を実現させるための値切りのノウハウについては、見習うべき点があると私は考えています。 当時カル○ールのバイヤーには交渉用のマニュアルが配布されていた。その内容はエゲつないものだった。知人から見せてもらった私はさっそくそれをメモらせてもらった。。。 ※5年ほど前の手書きメモなので、真偽のほどは読まれた方が判断して下さい。 1 .熱意をもって、営業マンと交渉すべからず。 1)営業マンは売り込むことで、給料を得ていることを忘れるな。 2)給料を稼ぐために働かせ、奴らに努力させろ。 3)交渉の始めでも、熱意や優柔不断な態度を隠し、常に疑う態度を示せ。 2 .最初の申し出には、常に否定的に反応しろ。 1)この策略は、価格交渉では恐ろしく効果的であ
前回のおさらい 前回はRPのサンプルをRails上で動作させました。 この時に使用したRailsのアクションをまとめておきます。 ConsumerController#begin OpenIDリクエストを生成するRailsのアクション。 ConsumerController#complete OpenIDレスポンスを受信するRailsのアクション。 OpenIDの一番の特徴は、分散型である(複数のOPが存在する)ことです。 そのためDiscoveryなどの、OpenID特有の処理があります。 ですので今回は、OpenIDプロトコルの特徴的な箇所を、もう少し深く見ていきましょう。 取り上げるのはDiscoveryとSREGの2つです。 Discovery 利用者が入力したOpenIDアカウント名(User-Supplied Identifier)を元にOPのログイン画面(OP Endpoin
連載の第1回では既存サービスを例にして、OP(OpenID Provider)が提供するOpenIDアカウントでRP(Relying Party)へのログインを試してみました。 今回からは、自分でOpenIDに対応したRPを動かしながら、OpenIDの使い方を説明していきます。 第2回ではOpenIDに対応したライブラリを紹介し、Ruby用のライブラリを使ってRPのサンプルを動作させてみましょう。 OpenIDの対応ライブラリ OpenIDアカウントでログイン可能なサイト(RP)を作るためには、OpenIDの仕様で定められたプロトコルに準拠しなければいけません。 幸い、 OpenIDの仕様に対応した各言語のライブラリがオープンソースとして公開されています。これらのライブラリを使うことで、OpenIDの細かなプロトコルを自分でプログラミングしなくて良いようになっています。 ここでは、いくつか
はじめに Yahoo!やYahoo!JapanがOpenIDサービスの提供を始めたり、MixiがOpenID対応を表明したりと、最近OpenIDについてのニュースを耳にするようになりました。 ところが、OpenIDという言葉は知っていても、実際に使ったことのある方はまだほとんどいないのではないでしょうか。 OpenIDによる認証を提供するサービスが増え、インターネット上でアカウントを持つ人の多くがOpenIDを利用できるようになっています。 さらにOpenIDを扱うPerlやRubyなどのライブラリも充実してきています。 このように、OpenIDを使うための環境は整ってきていると言えます。 そこで、本連載では実際にOpenIDを使ってみながら、その仕組みについて解説していきます。 同時に、仕様では見えてこないOpenIDを使う上でのコツも、説明していければと思います。 OpenIDとは O
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