前回のおさらい 前回はRPのサンプルをRails上で動作させました。 この時に使用したRailsのアクションをまとめておきます。 ConsumerController#begin OpenIDリクエストを生成するRailsのアクション。 ConsumerController#complete OpenIDレスポンスを受信するRailsのアクション。 OpenIDの一番の特徴は、分散型である(複数のOPが存在する)ことです。 そのためDiscoveryなどの、OpenID特有の処理があります。 ですので今回は、OpenIDプロトコルの特徴的な箇所を、もう少し深く見ていきましょう。 取り上げるのはDiscoveryとSREGの2つです。 Discovery 利用者が入力したOpenIDアカウント名(User-Supplied Identifier)を元にOPのログイン画面(OP Endpoin
連載の第1回では既存サービスを例にして、OP(OpenID Provider)が提供するOpenIDアカウントでRP(Relying Party)へのログインを試してみました。 今回からは、自分でOpenIDに対応したRPを動かしながら、OpenIDの使い方を説明していきます。 第2回ではOpenIDに対応したライブラリを紹介し、Ruby用のライブラリを使ってRPのサンプルを動作させてみましょう。 OpenIDの対応ライブラリ OpenIDアカウントでログイン可能なサイト(RP)を作るためには、OpenIDの仕様で定められたプロトコルに準拠しなければいけません。 幸い、 OpenIDの仕様に対応した各言語のライブラリがオープンソースとして公開されています。これらのライブラリを使うことで、OpenIDの細かなプロトコルを自分でプログラミングしなくて良いようになっています。 ここでは、いくつか
はじめに Yahoo!やYahoo!JapanがOpenIDサービスの提供を始めたり、MixiがOpenID対応を表明したりと、最近OpenIDについてのニュースを耳にするようになりました。 ところが、OpenIDという言葉は知っていても、実際に使ったことのある方はまだほとんどいないのではないでしょうか。 OpenIDによる認証を提供するサービスが増え、インターネット上でアカウントを持つ人の多くがOpenIDを利用できるようになっています。 さらにOpenIDを扱うPerlやRubyなどのライブラリも充実してきています。 このように、OpenIDを使うための環境は整ってきていると言えます。 そこで、本連載では実際にOpenIDを使ってみながら、その仕組みについて解説していきます。 同時に、仕様では見えてこないOpenIDを使う上でのコツも、説明していければと思います。 OpenIDとは O
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く