【ラサール石井 東憤西笑】 今年の漢字が「金」と発表された。東京五輪のメダルからのイメージであることは間違いないが、ああそうか河村名古屋市長が噛んだのも「金」だし、「給付金」やら「選挙資金」がニュースを騒がしたからその意味もあるのかと思ったら、そこまでいろいろかけてはいないらしい。 名古屋・河村たかし市長が10万円相当の給付「クーポンがええ」と明言!真意を本人に聞いた しかし今は「金」といえば「給付金」だ。現金一括なのか、半分クーポンなのか。目まぐるしく方針が二転三転し、各自治体は混乱の極みだ。 つい先日、岸田総理が「自治体が希望すれば、全額現金給付も選択肢の一つ」と容認する考えを打ち出した。与党内からも批判が上がり、国会で高市早苗氏の質疑に答えた格好だ。ここにも「聞く力」だ。 しかし岸田さんあっちもこっちも聞きすぎるんじゃないですかね。絵に描いたような「朝令暮改」。学生時代に古事成語で習