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ブックマーク / mohritaroh.hateblo.jp (5)

  • 「楽しいです」をどう回避するか? 〔日本語を編集する悩ましさ〕 - in between days

    語の欠点のひとつとされるものとして「形容詞+です」の問題があります。 これは標準語の敬体表現において、名詞であれば「犬です」のように「です」があり、動詞には「遊びます」にように「ます」があるのに対して、形容詞に付く適切な助動詞がないことに起因しています。一種の仕様バグかもしれません。 とても丁寧に言えば「楽しうございます」となるけれど、この「ございます」ほど丁寧でなく、もっと日常的で使いやすい語尾がほしい。京都には「楽し(う)おす」という表現があり、これが入って標準語にも「です」「ます」「おす」が揃っていればキレイだったんですが、残念ながら含まれていない。 それで仕方なく使われてるのが、来なら名詞に付く「です」を形容詞に付けた「楽しい+です」という表現で、これがどうしても木に竹を接いだような印象になってしまう。とはいえ、いかんともしがたいので、最近では「い+です」も正しい日語でいい

    「楽しいです」をどう回避するか? 〔日本語を編集する悩ましさ〕 - in between days
  • 細かすぎて伝わらない 突然「地球の歴史」や「世界の平和」を歌い出すモーニング娘。 #つんくカルタ - in between days

    ある一人の作家の手による歌詞を五十音順に引用するというステキなコンテンツが忽然と投稿されて話題になっていたのですが ドルヲタは「秋元康カルタ」がほしい - fools rush in とはいえAKBGや坂道系にはなにぶん疎いのだが……とおもっていたところハロープロジェクトのファンが案の定「#つんくカルタ」というハッシュタグを立ち上げていた。 それで考えてみたのだが、つんく♂作詞によるハロプロ系の歌詞の特徴といえば、「セクシービーム」だとか「パッパラのアチャー」といったトリッキーなフックによる素っ頓狂な味わい。そこに脈絡なく放り込まれる「地球」や「宇宙」という壮大なスケールのワードによって醸し出されるトンチキな世界観である。 有名なところでは「ザ☆ピ~ス」における石川梨華の語り。 青春の1ページって、地球の歴史からすると、どれくらいなんだろう? あ~、いとしいあの人、お昼ごはん、なにべたん

    細かすぎて伝わらない 突然「地球の歴史」や「世界の平和」を歌い出すモーニング娘。 #つんくカルタ - in between days
  • 日本人のリズム感は西洋音楽のリズム感とまったく異なってるってことだけど、じゃあそのビート感ってどうなんだろう? - in between days

    小島美子(こじま・とみこ)『音楽からみた日人』(NHKライブラリー)を読んだ。 音楽からみた日人 (NHKライブラリー) 作者: 小島美子出版社/メーカー: 日放送出版協会発売日: 1998/12/10メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る 1994年のNHK人間大学をまとめたもので、古来から日人は生活のなかでどのように音楽と接していたのか、そして日人特有の音楽観や音楽感はどういったものかをコンパクトにまとめたAmazonの内容紹介には「音楽を通して語る秀逸な日文化論」とある。 前回更新の記事で紹介した千葉優子『ドレミを選んだ日人』の参考文献として小島美子さんの名前が頻繁に取り上げられていて気になったのだけど、音楽教育の専門誌などに書いているものが多いようで、最も手に入りやすい最近の著書がこのだった。 ここのところ自分のリズム感について考えることがあっ

    日本人のリズム感は西洋音楽のリズム感とまったく異なってるってことだけど、じゃあそのビート感ってどうなんだろう? - in between days
  • ボカロ曲のリズム感について書いてるブログがおもしろくて、日本のポピュラーミュージックにはリズム感があったりなかったりするのかもしれないと漠然と考えた - in between days

    ちょっと前の記事なんだけど、最近読んだこのブログがおもしろかった。 ボクボカ第126回「千桜に対する困惑」 - ボカロとヒトのあいだ 「千桜」にはタメや、ハネが一切ない。定規できっちり計れそうなくらいに均等で均質なリズムが刻まれる。とはいえ、ミニマルなビートを反復することによって気分を昂揚させるテクノ系のリズムではない。白人特有のスクウェアなリズムでもない。ひたすらに淡々としている。 「千桜」を支持する世代と、R&Bがベースにある音楽を聴き続けてきた世代はとっくに断絶していて、前者にとっては「千桜」のリズムこそが自身の生体リズムを反映し、逆にR&Bは不自然に感じられているのではないか。 これすごい面白かったので、日のポピュラー音楽のリズムみたいなことについてちょっと考えた。 少し自分語りをすると、R&B的なリズムっていうのは、ハイティーンのころに洋楽をたくさん意識して聴くようにな

    ボカロ曲のリズム感について書いてるブログがおもしろくて、日本のポピュラーミュージックにはリズム感があったりなかったりするのかもしれないと漠然と考えた - in between days
    mtgg
    mtgg 2013/10/08
  • 日本でFacebookの普及を妨げているのは、実名主義ではない、かもしれない - in between days

    ちょっと前からFacebookについて感じていたことを脳科学者の茂木さんがいみじくも語ってくれていた。ブクマのコメントでもそれに賛同する意見が多数寄せられているので、合わせてリンクを貼っておく。 茂木健一郎 クオリア日記: Facebookの謎 そのブクマ おそらく話のポイントはココだとおもう。茂木さんのブログを引用する 日でFacebookが伸びない理由を、日のウェブの匿名文化と結びつけて論じる人もいる。しかし、私には、それが質だとは思えない。 Facebookのインターフェイスが、まず私にはよくわからない。一時期のウィンドウズに対して抱いていた違和感と同じように、「ごみごみした」「整理されてない」印象を受ける。 前半はまさに同意見だ。匿名/実名は実はそれほど大した問題ではない。Facebookをしばらくやっていればわかるが、実名主義を徹底して主張しているのは、つまり際限のない匿名

    日本でFacebookの普及を妨げているのは、実名主義ではない、かもしれない - in between days
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