自分の状態を把握し、WHYを発する習慣ができる 前編はこちら 発案者のライダー・キャロル氏は、アメリカ在住のデジタルプロダクト・デザイナー。現在はニューヨークのデザイン会社で、アプリやゲームなどのデジタルコンテンツを製作している。 キャロル氏が自分のノート術を「バレットジャーナル」と名づけて世間に公表したのは2013年。各種メディアで取り上げられ、またたくうちに広まった。バレットジャーナルはどのように生まれたのか。どのように活用しているのか。来日中のキャロル氏にインタビューした。 バレットジャーナルの発案者、ライダー・キャロル氏。デジタルプロダクト・デザイナー。手にしている公式本は29か国で刊行されている。 キャロル氏は小学校に入って間もなくADD(注意欠陥障害)と診断された。1980年代、まだインターネットはなく、発達障害についての情報は不足し、解決策もわからない。やるべきことを忘れない