「え、あれなの!?」 青い帽子に白いマスク、メガネで顔を隠し、黄色いラインの入った作業着風の格好。6日午後4時半、まるで変装するかのように東京拘置所から出てきた日産の前会長カルロス・ゴーン被告に、報道陣が思わず驚きの声を上げた。 逮捕されてから107日ぶりに姿を見せたゴーン被告は、多くの拘置所職員に囲まれながらスズキの軽自動車に囲まれ乗り込んだ。拘置所内にはゴーン被告の姿を見届けた妻キャロルさんと娘のキャロラインさんの笑顔もあったという。
商品やサービスへの不満に対し、店や企業からの責任ある対応を求める行為、「クレーム」。本来、消費者の正当な権利の一つだが最近では過剰かつ悪質クレームも後を絶たない。今年1月、原宿で撮影された映像には、不手際により抽選販売を中止してしまった人気ブランド店の従業員に、詰めかけた客たちが「一日返してくださいよ!」「交通費!交通費!」と怒声を浴びせる様子もが映し出されていた。 街で聞いてみると、携帯電話ショップに勤めている女性は「"料金が高いから安くしろ"って。どうにもならないのに、"お前、そんなコンピュータみたいな言い方しかできないんか"と」、また、金融系コールセンターで働く女性は「"損した金を返せ""運用が悪いんじゃ!"と言われた(笑)」と困惑するようなクレーム体験を明かす。
「躁鬱病をわずらって会社を退職しました。それ以来、まったく働けず、わずかな貯金を食いつぶす毎日です……」と語るのは、東京都在住の水内広宣さん(仮名・42歳)。 水内さんは2014年5月に転職したIT企業を昨年9月に退社。ことの始まりは、外注先の突然の契約破棄であった。 「当時、私は企業のホームページを作る仕事をしていました。ホームページを作るクリエイターたちの管理を長年、ひとつの会社に任せていたんですが、そこがいきなり会社との取引から手を引いたんです。それからは普段の業務に加えて、私が外注先に代わってクリエイターたちを管理することになりました。多忙な日々が続いて、ひどいときは2、3日徹夜が続きました。体調に変化が訪れ始めたのはその時期からです」
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