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ブックマーク / js-next.hatenablog.com (6)

  • async関数が実装された - JS.next

    概要 非同期な処理を同期的に書ける関数タイプが実装された。 基 「async」キーワードに続けて関数定義を書くと、async関数となる。 async function afn1() { } afn2 = async () => { } obj = { async afn3() { } } async関数を呼び出すとプロミスが返される。 console.log( afn1() ) // <Promise> このプロミスは、async関数が終了するとその返り値で解決され、例外が起こると棄却される。 async function afn4( flag ) { if ( flag ) return 'Yes' else throw 'No' } afn4( true ).then( v => console.log( v ) ) /// "Yes" afn4( false ).catch( v

    async関数が実装された - JS.next
  • 末尾呼び出し最適化が実装された - JS.next

    概要 ある関数Aから別の関数Bを呼び出すとき、処理系は後で戻って来れるように一旦Aの状態を保存し、関数Bの処理に入る。 これが問題になるのは再帰の時で、数万回程度の再帰でスタックが一杯になり、エラーとなってしまう。 しかし、もし関数B呼び出しの際に、関数Aに戻ってきて処理を続ける必要のない形で呼びだされていれば、 状態の保存を省略して関数Bに移行する最適化が可能であり、ES2015でその詳細が定義されることとなった。 例 具体的には、strictモードの関数で、「 return fn() 」という形での呼び出しについて最適化が有効になる。 最適化が効く例: function fn( n ) { 'use strict' if ( n <= 0 ) { return 'done!' } return fn( n - 1 ) // この関数がする処理はこれ以上ない } fn( 1e6 ) //

    末尾呼び出し最適化が実装された - JS.next
  • SharedArrayBufferとAtomics APIについて - JS.next

    概要 JSで大きな処理を効率良く捌きたい時、今までもWorker等でスレッド立てて処理を分割する事はできたが、 スレッド間のやり取りの方法は制限されたものしかなく、バッファを共有することもできなかった。 そこで新しく導入されたSharedArrayBufferを用いると、スレッド間で共同利用できるバッファを作る事ができる。 記事更新履歴 ※この記事はV8が仕様の新しいバージョンを実装するのに合わせて断続的に更新していきます。 [2016/07/19] V8の半年ぶりの新仕様追従に対応 [2015/09/30] 公開 通常のArrayBufferとの比較 前準備: // メッセージを受け取ると渡された型付配列のインデックス0を123にするWorker w = new Worker(URL.createObjectURL(new Blob([` self.onmessage = e => {

    SharedArrayBufferとAtomics APIについて - JS.next
  • Class構文について - JS.next

    概要 待ち焦がれた人も多いことだろう。ES2015の一番の目玉機能とも言えるクラス構文が、ついにV8でサポートされた。 Class構文は、『関数(コンストラクタ)定義』+『.prototypeへのメソッド定義』の糖衣構文である。 JSで今まで様々に工夫されてきたクラスの書き方を、綺麗に統一してくれる可能性を秘めている。 クラスを作る 従来、Catクラスを作ろうとした場合このように書いてきた。 function Cat(name) { this.name = name } Cat.prototype.meow = function () { alert( this.name + 'はミャオと鳴きました' ) } しかしこの書き方だとどうしても、コンストラクタとメソッドの定義が分離されているため、クラスとしてまとまりがなく分かりづらく感じる。 メソッドが増えてきた時も、Cat.prototyp

    Class構文について - JS.next
  • Object.observeについて - JS.next

    概要 Object.observeとは、オブジェクトの変更を監視するためのAPIであった。 ES2015,2016の候補として挙げられており、V8でデフォルトで有効にされるまでに至っていたが、 実装コストがかかる上、世のニーズとそれほど合っていないということで結局廃止された。 改めて注意勧告 これは廃止された仕様です APIの概要 提供されるメソッド Object.observe(target, callback, acceptList = defaultAcceptTypes) // targetオブジェクトを監視する // 監視するオブジェクト、変更があった時に呼ばれる関数、監視するタイプの配列を指定する // defaultAcceptTypes = ['add', 'update', 'delete', 'setPrototype', // 'reconfigure', 'prev

    Object.observeについて - JS.next
  • String.prototype.normalizeが実装された - JS.next

    実装されたメソッド String.prototype.normalize(form = "NFC") form(初期値:"NFC")の形式で正規化した文字列を返す 詳細 複雑な文字は、一文字に見えても、文字コード上は複数の構成文字から成り立っている場合がある。 例えば、『が』(濁点付き平仮名か)と、『か』(平仮名か) +『゛[U+3099]』(合成用濁点)は、 同じ意味を持ち同じように見えるが、文字コードが異なるためそのままではプログラム上では異なる文字列として扱われてしまう。 ga_NFC = 'が' // 'が' ga_NFD = 'か\u3099' // 'が' escape(ga_NFC) // '%u304C' escape(ga_NFD) // '%u304B%u3099' ga_NFC.length // 1 ga_NFD.length // 2 ga_NFC == ga_

    String.prototype.normalizeが実装された - JS.next
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