プロセス間通信(Interprocess Communications, IPC)には、 アトム、クリップボード、 DDE、フック、 ファイルマッピングなどがありました。 今回からはパイプについて少しやります。パイプとはプロセスとプロセスとをつなぐ まさにパイプのようなものです。パイプを通してプロセス間で通信を行うことができます。 これには、匿名パイプと名前付パイプがあります。パイプを作るプロセスをサーバーと呼び、 他のプロセスをクライアントと呼ぶことがあります。匿名パイプではサーバーからクライアント、 またはクライアントからサーバーのどちらか一方向だけの通信となります。 また、ネットワーク上の他のコンピュータのプロセスとは通信できません。 匿名パイプの作り方を次に示します。 1.CreatePipe 関数で匿名パイプを作る(read, writeハンドルを受け取る) 2.read, wr