米国作家ポール ・オースター氏が4月30日夕方、ニューヨーク・ブルックリンの自宅で亡くなった。享年77歳。[写真 (c)Lotte Hansen、ヨルリンチェクドゥル] 『ニューヨーク三部作』で有名な米国のベストセラー作家ポール・オースターが先月30日(現地時間)、亡くなった。77歳。米国ニューヨーク・タイムズ(NYT)など外信はオースター氏が肺がんの合併症でニューヨーク・ブルックリンの自宅で先月30日夕方に亡くなったと報じた。 オースター氏は米国現代文学を代表する作家の一人だ。1947年米国ニュージャージー州のポーランド系ユダヤ人家庭に生まれたオースター氏は『Hand to Mouth』『最後の物たちの国で』『ムーン・パレス』などの小説はもちろん、詩やエッセイ、翻訳、評論、シナリオなど幅広いジャンルで執筆活動をした。生前34冊の本を出すなど多作だった。イギリス文学評論誌「タイムズ・リテラ