2012年2月23日のブックマーク (1件)

  • 『インフォーマント!』 - 柳田威生blog

    未見だったソダーバーグ監督作をぽちぽちと見ている。 自分の失策から会社の目をそらすために、会社重役である主人公は架空の産業スパイの存在をでっち上げ、まんまと騙された会社はFBIに捜査を依頼する。自分の嘘がばれることを恐れた主人公は、丸である会社ぐるみの犯罪をFBIに通報することで窮地をしのごうと考える。そういう映画である。実話を誇張して映画にしているむねの注意書きが冒頭にある。 こういう、事態がどんどん転がっていく話は、もっとマンガ的なほうが面白くなるのだが、ソダーバーグの演出は自分で断っているほどには誇張されていなくて、この「誇張」というのは全編にわたって挿入されている主人公の「心の声」を表現するモノローグのことを指しているのかもしれない。 たまたま直近に『ブレードランナー・ファイナルカット』を見直して、おまけディスクのメイキング「デンジャラス・デイズ」も見たばかりだから特に強く思うの

    『インフォーマント!』 - 柳田威生blog