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き金光翔とはんにち・じょーとーに関するmujigeのブックマーク (6)

  • 姜尚中はどこへ向かっているのか――在日朝鮮人の集団転向現象 6 | 私にも話させて

    4.転向前の1年間の模索 前述のように、『愛国の作法』(2006年10月刊)を私は姜の転向宣言書だと捉えており、姜の転向は、2006年夏前後に姜が何らかの決断を行ったことにより、成立したものだと考えている。 だが、転向は、何らの準備過程もなしに生じるものではあるまい。そして、姜の転向も、2006年夏より前の約1年間における模索の挫折によって、または帰結として生じたものだと思う。 この1年間の姜の言動は、それまでの姜のイメージ――在日朝鮮人の左派の代表者、日朝交渉における平和的アプローチの提唱者、日の「国体」ナショナリズムへの批判者、日のポストコロニアリズムの中心的人物――とはかなり異質な、「国益」論的な立場からのものである(注10)。私はこれを、日の言論状況に即応しようとした姜の立場修正だと見る。他方で姜は、この時期、状況が絶望的であることも告白している。 そして、そうした状況認識こ

    姜尚中はどこへ向かっているのか――在日朝鮮人の集団転向現象 6 | 私にも話させて
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    mujige 2009/08/23
    状況に対する絶望が転向への道を用意する。だが、状況が絶望的であることは事実。いかに転向せず、“正しく”絶望するかを考えたい。
  • 姜尚中はどこへ向かっているのか――在日朝鮮人の集団転向現象 3 | 私にも話させて

    2-2.姜尚中と「民族的自覚」 姜のこうした天皇制(的価値観)の肯定は、姜自身の在日朝鮮人としての「民族的自覚」の否定と対応している。 「かつて作為的に民族的自覚を「ねつ造」せざるをえなかった私は、どこかで「パトリへの情念」を押し殺し、そうすることで民族主義者に脱皮できると思ったことがあった。しかし、身体性を欠いた思想が虚ろなように、パトリなきナショナリズムも虚ろではかない。そこには「根拠地」が欠けているのだ。/確かにその欠落をより積極的な意味へと反転させる回路がないわけではない。ユダヤ的知性に見られるような「意識的パーリア」の道である。だが、私にはどうしてもそれがしっくりとはこなかった。なぜなら、私は余りにもパトリを愛していたからである。/こうして私は、民族を捨て去ることもできず、さりとて、民族から切り離された「パトリへの情念」を手放すこともできないまま、煩悶し、悶々とした日々を送ってい

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    mujige 2009/07/28
    朝鮮・アジアの反日ナショナリズムから目を背けるリベラル・左派と、排外主義的右翼・日本国家との共犯関係について。
  • 日本は右傾化しているのか、しているとすれば誰が進めているのか 12 | 私にも話させて

    12  「東アジア唯一の平和国家」という表象の下での右傾化 「平和国家」という自己認識を持つ「ウヨク」または「サヨク」たちは、一致して、格差社会の惨状を嘆き、村上春樹のエルサレム賞受賞スピーチに涙し、北朝鮮の核実験に対して「唯一の被爆国」としての怒りを表明し、在特会のあからさまかつ行き過ぎた言動・行動に眉をひそめる。みんな、いい人たちで、「平和」を愛する人々なのだ。「一党独裁支配」の中国北朝鮮、ナショナリズムが「過剰」で徴兵制のある韓国、軍事的緊張化に置かれている台湾など、周辺諸国は「平和」とはほど遠い状態だ、それに比べてわが日は・・・と彼ら・彼女らは、「戦後日」とこれからの日に誇りと自信を持っていることだろう。 連載の「11」で示したように、日国家の右傾化は、こうした、日が「東アジア唯一の平和国家」だという自己認識を持った人々による、日国内の極右勢力との抗争プロセスを通じて

    日本は右傾化しているのか、しているとすれば誰が進めているのか 12 | 私にも話させて
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    mujige 2009/07/19
    第二次大戦で大日本帝国は朝鮮・中国などアジア諸国と戦って負けたのだ、という認識を持てるかどうかがカギだと思う。
  • 『「反日上等」論議について(1) | 私にも話させて』へのコメント

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    『「反日上等」論議について(1) | 私にも話させて』へのコメント
    mujige
    mujige 2009/07/13
    深海魚氏と金光翔氏の主張は「日本人こそ反日を言えよ」ということで、本質的にそう違わないと思うが、読者の反応はなぜこんなに違うのだろう……。
  • 日本は右傾化しているのか、しているとすれば誰が進めているのか 9 | 私にも話させて

    9 戦後補償運動の日国家への回収――「国民基金」を例として 戦後日国家の二つの顔を上下の関係性として捉え、その構図自体を批判するあり方に対して、和田らは、「反日」だけではなく、「分裂」主義という名の下でも、切り捨てることを行なう。 和田らは、日の「右翼」の力の大きさを強調して、自分たちへの左からの批判を「分裂」主義として非難するのである。これは、「<佐藤優現象>批判」でも指摘した、「人民戦線」の意義を強調して佐藤を重用することを正当化することにも似ている。 以下の和田の発言を見てみよう。 「日で植民地支配への反省と謝罪の公式声明を求めて運動してきた人々のなかに、この基金構想(注・アジア女性基金構想)をめぐっても分裂が生じた。私は政府から求められて基金の呼びかけ人となった。私がその求めに応じた最大の動機は、国会決議(注・戦後五十周年国会決議)をめぐる右翼の結集の強さに心底脅威を感じた

    日本は右傾化しているのか、しているとすれば誰が進めているのか 9 | 私にも話させて
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    mujige 2009/07/10
    国民基金は「日本がこれだけしてやってるのに」と言って被害者に責任をなすりつける傾向を生んだと思う。和田春樹も「自分たちは良いことをしている。受け入れない方が悪い」と思っているのだろう。
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