マイノリティの名前はどのように扱われているのか ー日本の公立学校におけるニューカマーの場合 リリアン テルミ ハタノ著 ひつじ書房 2009年4月 マイノリティの名前はどのように扱われているのか ー日本の公立学校におけるニューカマーの場合 リリアン テルミ ハタノ著 装丁 上田真未 定価4,200円+税 ISBN 978-4-89476-422-4 ひつじ書房 要約 日本の公立学校でブラジル人・ペルー人の子どもたちの名前はどう扱われ、日本での暮らしは彼・彼女たちの「命名」にどんな影響を与えているのか。在日韓国・朝鮮人を苦悩させてきた問題がニューカマーにも生じている。在日外国人支援の市民活動に長年参加してきたブラジル人研究者によるフィールド調査報告を中心にまとめた本書は、外国籍・異文化背景の子どもたちを取り巻く諸問題の解決を目指す。名前をキーワードに、日本の公教育と日本社会の現状をあぶりだし