歴史、ジェンダー、英語、心の持ちよう、美容、健康などについて、気ままに、つらつらと書いていきます。コメント大歓迎。 昨日は、久しぶりに大学院のゼミで文献報告をしました。 私は昨年1年間を通して、修士論文執筆で得られる単位以外の、大学院修士課程卒業のために必要な単位は取得しました。なので、今年は特に単位取得のために授業に出る必要はないのですが、さまざまな論文をジェンダーの視点から批判的に読む力をより身につけるために、現在は2つのゼミに出席しています。 昨日私が発表した論文は、先日のエントリーで紹介した『性・暴力・ネーション』という本の中の第七章、岡真理さんが執筆した「「同じ女」であるとは何を意味するのか――フェミニズムの脱構築に向けて――」でした。 本書の中のどの論文を報告するのかは、ゼミの初回で早いもの勝ちで決めたのですが、私は著者とタイトルを見た瞬間、「この章はおもしろそう」という強い魅