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マイケル・ムーアに関するmujigeのブックマーク (2)

  • 私の闇の奥: Jesterとしてのマイケル・ムーア(2)

    ジェスターという英語を覚えたのは、1960年代後半の学園紛争の盛んな頃のことで、私は九州大学教養部の物理の教師をしていました。先鋭な思想の学生たち、それに押される形で、教師たちも、「大学とは何か、社会の中での大学の責務とは何なのか、教師と学生の関係はどのようにあるべきか」などの難問題をかかえて、真剣に悩んだものでした。いろいろな考えが飛び交う中で、ある大学の学長さんが「大学の役割は、かの中世のジェスターであるべきだ」と唱えられました。これがこの言葉との出会いでした。これは私の無知不学のいたすところで、ヨーロッパ中世の宮廷お抱えの道化師のことと分かってみれば、この学長さんのおっしゃる意味もぼんやりと解せました。 ヴェルディーのオペラ『リゴレット』のリゴレットもジェスターですが、シェークスピアの『リア王』に出てくる道化師(フール)もその有名な例です。道化師は、物事をあるがままに正直に見て、思っ

    mujige
    mujige 2009/12/18
    “ムーアが思ったことを自由に表現できて、しかも人気すら博しているという事実は、アメリカという国が如何によく言論の自由が保たれているかの何よりの証なのだと、多くのアメリカ人は信じ続けていたい”
  • 私の闇の奥: Jesterとしてのマイケル・ムーア(1)

    私が奇才マイケル・ムーアの名前を知ったのは随分昔のことになります。1989年の彼の記録映画監督としてのデヴュー作『ロジャーと私』を無茶苦茶に褒め上げる同僚の化学科準教授が、映画の内容を詳しく話してくれました。彼はカナダの大学に地位を得ても、アメリカ国籍のままの、典型的なアメリカ人インテリでした。アメリカアメリカの社会状況については、なかなか批判的なのですが、聞き手の私が彼の話に乗りすぎて、気でアメリカの悪口を言い始めると、不快感を隠しきれないような所がありました。この評判の映画『ロジャーと私』は、結局、今日まで見ていません。ムーアとの次の出会いは彼の2001年の著作『馬鹿な白人(Stupid White Men)』です。日語訳では『アホでマヌケなアメリカ白人』となっていました。このの中にも、いかにもマイケル・ムーアらしい発言が散りばめられていましたが、記憶している発言から、二つを選

    mujige
    mujige 2009/12/11
    「マイケル・ムーア現象」 なるほど。確かに彼は、アメリカが大好きな典型的なアメリカ白人みたいだからなあ。
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