西日本入国管理センター前で、収容者の人道的取り扱いを求める支援者ら=3月17日、大阪府茨木市、浅倉写す在留資格のない外国人が収容されている西日本入国管理センター=大阪府茨木市、浅倉写す 法務省の西日本入国管理センター(大阪府茨木市)で、体調の悪い収容者の仮放免などを求め、収容者が3月に集団でハンガーストライキをした後、それまでなかなか認められなかった仮放免が相次いで許可されていることがわかった。センター側はハンストとの関連は否定しているが、支援者らは「何か問題が起きないと考えないのか」と指摘している。 ハンストは全収容者約130人のうち男性収容者70人以上が3月8日に始め、「病気が悪化するまでに仮放免しろ」などの要求を掲げ、いっせいに給食を拒否した。収容者の代表と職員が話し合い、20日にいったん終わった。 騒動は参院法務委員会で取り上げられ、千葉景子法相が「どのような理由でこのような