※検索サイト等からいきなりこのブログにアクセスした方へ。ここには「我々団」もしくは「外山恒一」に関する詳しい情報はありません。公式サイトへ移動してください。 ものすごく遅ればせながら、昨夜ストリート・ミュージシャン稼業から帰ってきてから、深夜の塾舎で1人、『実録・連合赤軍』を観た。 正直、とっくに左翼をやめてファシズム転向した私にとって、72年の連合赤軍事件はあまり重要ではなくなっている。自分のことは抜きに考えても、連合赤軍よりも反日武装戦線の方が、思想的には重要な問題だと感じている。連合赤軍事件の「以前/以後」で語られる左翼運動史には、大きな違和感を持つ。むろん私は20代をとおして笠井潔の圧倒的な思想的影響下にあったから、その時期にはやはり連合赤軍事件「以前/以後」というフレームで考えてもいたのだが、異端的極左活動家としての現場体験を深めていくうちに、そんなものはかなり瑣末なエピソードで