こんにちは、佐伯尊子です。 100GbE規格と配線についてのアレコレについてのお話し、前回に引き続き第二回目となります。前回示した光ファイバを用いたEthernetの物理層について、少し深堀します。 (1) 100GbEの配線に対する要求を示したIEEE802.3-2015 IEEE802.3の規格は、baとかbmなど、サフィックスのついた規格の部分だけ確認しがちですが、実は本家の802.3そのものも、随時更新されています。そして、最新版である2015年版のSECTION-SIXには、IEEE802.3ba, IEEE802.3bm で示されている40GbE及び100GbEの動作のための一般情報と物理層仕様が含まれています。具体的に、80条~95条及び関連する附属書の情報を元に読み解いていきましょう。 (2) Ethernetの規格と物理要件の確認 (2)-i MMFを使った40GbE/1
皆さま、明けましておめでとうございます。 今年も「ブロードバンドタワーの技術ブログ『Tower of Engineers』を、どうぞよろしくお願いいたします。 初めて投稿いたします、佐伯尊子と申します。 簡単ですが、自己紹介致します。主な業務は、データセンター内外の通信配線について、お客様のコンサルティング等を行っております。 さて、最近「100ギガのLANについて、日本語の情報が少ない」旨のお話を伺う機会が増えました。そこで、100ギガのイーサネットの動向ついて、物理層を中心にお話しできればと思い、投稿いたします。今回は第一回目ということで、100GbEを取り巻く現状をおさらいしたいと思います。 (1) 100ギガビットイーサネット(100GbE) 100Gbpsのデータフレームをイーサネットを使って送受する仕組みです。イーサネットと冠が付きますので、IEEE802.3で取り決められてい
こんにちは、佐伯尊子です。 100GbE規格と配線についてのアレコレについてのお話し、前回に引き続き第三回目となります。今回は小ネタと思ったのですが、今までの総括と2017年末~2018年初頭に規格制定が予定されている200GbE, 400GbEの物理層についてお話します。 (1) 光LAN概要 今選んだ規格や光ファイバを確認しやすいように、光LANの簡単なモデル図を用いて説明します。図1に概要図を示します。 図1 光LANモデル図 ここで、このモデルを3つのパーツに分けます。 (a) スイッチ(上位)側モジュール~光コネクタまで (b) 光ファイバ部分 (チャネルのコネクタを除いた部分) (c) 光コネクタ~サーバ(下位)側光コネクタまで と、本説明のために便宜的に分けます。 (2) 10GbE まず10GbEから確認しましょう。(a)と(c)は、1対1対応です。そのため、構成がシンプル
10ギガビット・イーサネット (10 gigabit Ethernet, 10GE, 10GbE, 10 GigE) は、イーサネットのうち、10ギガビット毎秒の通信速度を持つネットワーク規格の総称。LAN、WAN、MANに用いられる。 10GbEは1GbEに続く通信速度を持つプロトコルとして開発され、最初の規格は2002年6月にIEEE 802.3aeとして標準化された。LANの主流であるイーサネットで初めてWANでの利用を前提とした技術を含む[1]。ファイバーチャネル・オーバー・イーサネット(FCoE)は当技術の利用を前提としており[2]、LANに留まらずストレージエリアネットワークのような高速・高信頼性なネットワークの基礎としても運用されている。 通信には既にギガビット・イーサネットで普及している全二重を使い、半二重、リピーター機構、そしてそれに伴うCSMA/CDはサポートしない(こ
イントロダクション 概要 InfiniBand (略して IB) は Ethernet や Fibre Channel の代わりとなる技術です。InfiniBand は高帯域幅と低遅延を実現します。InfiniBand では特定のマシンのストレージデバイスから他のマシンのユーザー空間に直接データを転送することができ、システムコールのオーバーヘッドを無視できます。CPU 上で動作する Ethernet のネットワークプロトコルとは異なり InfiniBand アダプタがネットワークプロトコルを処理します。10Gb 以上の Ethernet で問題となる広帯域転送における OS や CPU の負担を減らすことが可能です。 InfiniBand のハードウェアは Mellanox (Oracle によって支援されている Voltaire と合併しています) と Intel (QLogic の I
InfiniBand関連のメモ帳 メーカー等 InfiniBandのチップを作ってるのは以下二社くらい? 現在大手のサーバメーカが使用してるのも下記二社のOEM品です。 買収に次ぐ買収で二社くらいしか残ってません。 Mellanox 業界最大手。うちで使用しているカードはここのものです。 基本的にInfiniBand専業メーカーな気が Qlogic 業界二番手。724x以降のカードのチップとかは自社開発っぽい。 2012Q1にIntelへ部門ごと売却 動作確認環境 あまりもののPCとかでチェックしとります。 現在動作しているものはPCのページにて構成の確認を ベースのネットワークはVoltaire 4036 36Port QDRのスイッチにHCAはConnectX系で構築してます。 動作確認でInfiniHost系も使ってますが、基本的にConnectX系をベースで使ってます。 カードの種
[CEDEC 2010]ネットゲームの裏で何が起こっているのか。ネットワークエンジニアから見た,ゲームデザインの大原則 編集部:touge 先週行われた「CEDEC 2010」の講演から「ネットワークゲームの仕組みとゲームデザイン」と題されたセッションを紹介しよう。 「CEDEC 2010」公式サイト 登壇したのは,セガ第三CS研究開発部のテクニカルディレクター 節政暁生氏。節政氏は「ファンタシースター オンライン」シリーズのプログラマとして,長年ネットワークゲーム(オンラインゲーム)の開発を手がけてきてきた人物だ。この講演では,その経験からネットワークゲームのゲームデザインにおいて,気をつけるべきことについてのレクチャーが行われた。その内容には一部技術的な要素を含むものの,基本的にはプランナーに向けたものであるため,理解にそれほど専門的な知識は必要ない。いわばネットワークの基礎の基礎にあ
Kabupaten Ogan Komering Ilir (OKI) merupakan salah satu kabupaten di Provinsi Sumatera Selatan yang memiliki potensi besar dalam sektor kesehatan. Sebagai daerah yang terus berkembang, kebutuhan akan layanan kesehatan yang berkualitas semakin meningkat. Di tengah dinamika ini, peran apoteker menjadi semakin krusial dalam memastikan masyarakat…
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