試合中に大きな身振り手振りを交えて、タッチライン際で選手に指示を与えるセレッソ大阪のソアレス監督。現役時代のポジションはミッドフィルダー。Jリーグには1996年、京都パープルサンガ(現・京都サンガ)時代に22試合に出場している。 「監督のベンチ前のパフォーマンス」と言えば、レアル・マドリーのモウリーニョ監督やドルトムントのクロップ監督が有名だろう。ボディーランゲージを交えて感情を豊かに表現し、ライン際から選手の闘志に火をつけるだけでなく、サポーターにとっては観戦の見所にもなっている。パフォーマンス力は、現代サッカーの監督に必要とされる能力のひとつと言ってもいいかもしれない。 そんなパフォーマンス力を持つ監督が、今季のJリーグに現れた。セレッソ大阪の新監督に就任したブラジル人のセルジオ・ソアレスだ。 たとえば第3節の川崎フロンターレ戦。雨が降っていたにもかかわらず、ソアレス監督は90分間ずっ
![セレッソのピッチを“劇場”に変える、ソアレス監督のパフォーマンスと情熱。(木崎伸也)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1b0271b57887205fea95b981e5b301f38457b036/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fe%2F0%2F-%2Fimg_e0b8d0ce3849a4b61395830f6d371de0205056.jpg)