思わず二度見...。 有鉤条虫と言えば、腸に寄生して、大きいもので体長50フィート(15.24m)まで成長して胃腸に悪さをする虫ですが、あれって下手すると脳までニョロニョロ入ってしまうこともあるんですね。 これがその証拠、有鉤条虫に巣食われた脳の写真です。 朝から別口で回ってきて気持ち悪くなってしまったのですが、以下、詳しい解説続きます。もっと気持ち悪くなるので弱い人は読まないように。 脳の有鉤条虫とは? 有鉤条虫が脳に達して起こる神経系の寄生虫感染症は「神経嚢虫症(Neurocysticercosis、NCC)」と呼ばれます。感染した脳の神経の写真を見ると、まるで日なたで腐っていく虫喰いリンゴ。ぶどうのような白っぽい腫瘍が随所にできており、虫が頭蓋に穴を掘って這い回ったかのようです。 どう脳に入るのか? ふつう条虫感染「条虫症(Taeniasis)」は豚と人の接触で起こります。よくある感