私は経営コンサルタント、作家、映画監督ですが、昨年度まで専門学校で映画づくりを教えていました。その学校を離れてから、数人の学生が私のところに出入りしています。そのうち一人は学資足らず、中退して、私のところに出入りしています。以前、シリコンバレーで言語試験のベンチャーに参加していたこともあり、教育には関心があります。で、私の個人的な観察、体験を含めて、昨今、言われる奨学金問題への考察、対処法を提案したいと思います。 世界中、教育の問題が取り上げられることが多い。これは良いことだと思います。 教育の人類史のパラダイムを考えると、「学校制度」のない時代、「学校制度が出来て誰もが教育を経て身に付けたいスキルを身につけ、学びたいことを学べる」学校制度の時代、「インターネット到来が教育を根本的に変える」これからの時代、と三つに大きく分けられます。 人類はどんどん民主主義的になり、平等主義的になっている