阪神元監督の野村克也氏(77)=野球評論家=が15日、沖縄・宜野座の古巣キャンプを訪れ、野手偏重の補強に皮肉交じりの“毒ガス”を噴出した。今季は福留=前ヤンキース3A=、西岡=前ツインズ=ら大物打者の獲得に成功したが、投手陣に不安があると指摘。激辛の“ノムラの考え”で、今年のチームに警鐘を鳴らした。 珍しい褒め言葉は、厳しいセリフを繰り出す下準備だった。阪神キャンプを視察し、帰り際に報道陣に囲まれた野村氏。「打線の方は文句なし」と絶賛したと思いきや、その直後に「77年のプロ野球の歴史で、攻撃力で優勝したチームはない」とピシャリ。チームの弱点をピンポイントで突いた。 今年は福留、西岡に加え、外国人でもコンラッド=前レイズ=を獲得。来日4年目のマートンや4番候補の新井貴もそろい、打線の破壊力はハイレベルになった。名将もその部分は認めながらも「まあ、野球はピッチャーだからな」と持論を展開。「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く