警察で保護したコアリクイ凍死 勝浦署、気温0度の屋外で保管 動物園「市原ぞうの国」から逃げ、保護された警察署で凍死していたミナミコアリクイのオス=9月中旬、千葉県市原市(市原ぞうの国提供) Photo By 提供写真 千葉県市原市の動物園「市原ぞうの国」から11月に逃げたミナミコアリクイの雄(2歳)が、県警勝浦署に一時保護された際、屋外に置かれたため凍死していたことが28日、同署や動物園への取材で分かった。 同署は「動物は原則的に屋外で保管している。今後は関係機関と相談し適切な扱いを検討したい」としている。 勝浦署によると「ハクビシンのような動物がいる」との通報を受け、24日に署員が捕獲。水や餌はやらず、おりに入れて夜間は毛布を掛けていたが25日朝、凍死しているのが確認された。 市原ぞうの国によると、ミナミコアリクイは南米の亜熱帯に生息。冬季は屋内で飼育していた。2頭が11月2日に