青森県の八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館は24日、野辺地町から借りた国の重要文化財「赤漆塗木鉢(あかうるしぬりもくはち)」を22日の運搬中に運送業者が破損したことを明らかにした。 梱包(こんぽう)前に異常はなく、古舘光治館長は「野辺地町に多大な迷惑をかけ、深くおわびする」と述べた。今後、運送を請け負った佐川急便が保険で修理するという。 木鉢は、25日から特別展「漆と縄文人」で展示する予定だった。是川縄文館によると、22日の午前に野辺地町立歴史民俗資料館で状態を確認後、野辺地町と八戸市の職員が立ち会いながら専門知識のある業者が梱包して美術品専用トラックで運んだ。是川縄文館に午後に到着し、箱を開けて確認すると、木鉢の胴部が縦に割れていたという。 木鉢は2001年に同町の向田18遺跡で出土した。野辺地町によると、縄文時代前期末~中期初め(約5700~5200年前)のもので、長径約46センチ、高
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