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■昭和の共同体的な成功哲学 「ごく普通のダメサラリーマン」の主人公は、大富豪の日本人「兄貴」に会いに、彼の住むバリ島に出かける。 本書は“もしドラ”や“夢をかなえるゾウ”のように、小説を通してノウハウを学び取っていくタイプの成功哲学本である。 “もしドラ”であれば、ドラッカーの経営学、“夢を〜”であれば、成功哲学の定番がベースにあるが、本書のベースは実はビジネスとは関係ない。 「男気」という文字が印刷されたTシャツ姿の兄貴が説くのは「つながり・ご縁・絆」の大切さである。尊敬するのは詩人の相田みつをだという。つまりは“居酒屋のおやじの説教”なのだが、強いて言うなら“共同体主義”という考え方でもある。 共同体主義とは「自由主義」に対抗する政治思想で、家族や近所、宗教などの旧来の地域共同体を重視する考え方である。 ガッハッハと豪快に笑いながら説教をたれる兄貴は時折、本音を漏らす。アメリカ的合理主
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