8/11更新:いただいた反応に対する返信をページ下部に追記しました 気付けば、「ローグライク」はメジャーなゲームジャンルとなった。とりわけインディーゲーム文化においてその存在は非常に大きく、インディーゲーム市場を見れば2~3割は「ローグライク」あるいは「ローグライト」的な要素を備えている。 筆者個人の考えとして、ローグライクは恐らく世界で最も美しいゲームデザインの一つだ。美しい、つまり完成されている。種々のルールがことごとくシナジーを生み出し、プレイヤーのゲームプレイの中に面白いを無数に生成し続ける。 だが言い換えればそれは、うかつに手を加えるとたちまち崩壊するゲームデザインとも言える。残念ながら、現代インディーゲームシーンで濫用される「ローグライク」あるいは「ローグライト」には、ローグライクというゲームジャンルが本来備える魅力や価値というものを全く考慮せず、表面的な理解だけで安易に量産さ
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