成長性の財務指標には、売上高成長率、利益成長率、総資産成長率などがあります。総資産成長率は単独で評価されるよりも、売上高成長率あるいは利益成長率とのバランスで評価されることが多いのではないでしょうか。資産に投じたおカネが有効活用されて、しっかりと売上、利益の成長につながっているかどうかという観点です。 さて、ここからは成長率の中でもおそらく最も重視される売上高成長率について説明します。売上高成長率は、一般に以下の計算式で表されます。 売上高成長率(%)=(当年度売上高-前年度売上高)÷前年度売上高×100 なお、少々ややこしい計算式ですが、複数年度間における年度ごとの売上高成長率を算定する際には以下で計算されます。CAGR(Compound Average Growth Rate)と言います。 売上高成長率は高い方がよいと言えます。では、どの程度高ければよいと言えるのでしょうか?売上高成長
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