コミュニケーションの本。コミュニケーションテクニックの話は一切無い。 「自己欺瞞(箱に入る)」の状態が、いかに人間関係をダメにするかを主人公とともに学べる本。 会社の研修や、あやしげな宗教の勧誘でこの本を勧められたら、辟易してしまうであろう内容。自分以外の誰かにとって都合の良い人間にさせられてしまいそう。 ただし自分が、己の意志でこの本を読んで、コミュニケーションのあり方を変え、よりよい人生を目指すのはありだと思う。 実際自分も色々と考えさせられたし耳が痛い内容だった。特に「夜中に赤ちゃんが泣いたときに起きるかどうか?」の話は自己欺瞞の恐ろしさが分かって面白かった。 自分の小さな「箱」から脱出する方法posted with amazlet at 09.09.22アービンジャー インスティチュート 金森 重樹 冨永 星 大和書房 売り上げランキング: 160 おすすめ度の平均: 主人公ととも