自分たちに都合のいいデータばかりを使って、地球寒冷化や温暖化の仮説を世間に普及する科学者たち。でも、彼らはまだかわいい方である。寒冷化仮説の末路をみれば明らかなように、ブームが去ってしまえば、たちまち人々から忘れられる。一発屋の芸能人みたいなものだ。 ところが、自分の仮説に都合のいいデータだけを論文に載せ、ノーベル賞まで受賞してしまった科学者がいる。「電気素量」を発見したアメリカの科学者ミリカンである。 電気素量とは、電気の最小単位のことだ。電気は無限に細かく分けられるわけではなく、それ以下には分けられない状態があるというわけだ。この電気素量を求めるため、ミリカンは次のような実験をした。 上にプラス、下にマイナスの電極を配置する。その電極に電圧をかける。そして電極の間に、上から下へ向けて、霧吹きで油滴を吹きかける。油滴は、重力によって、下に落ちて行く。しかし、油滴は霧吹きから出るとすぐに電