ものすごい喧騒の中にいるのに、特定の音や声を聞き分けることができた経験はありませんか? また、人ごみの中から苦労せず家族や友人の姿を見つけたことはどうですか? 人は、大人でも子どもでも、無数にある情報の中から特定の情報だけを選択して注意を向けています。 心理学の世界では、こうしたことを選択的注意と呼んでいます。 選択的注意は、私たちが日常生活を送る上で大切な機能ですが、中には適切な情報を上手く選択して注意を向けられない子どももいます。 この記事では、選択的注意の概要と聴覚の具体例(カクテルパーティー効果)、選択的注意の研究、人の注意の種類、について紹介します。 選択的注意とは 選択的注意とは、人を取り巻く膨大な情報の中から、重要だと思う情報だけを選択して注意を向けることです。 英語では「selective attention」と表記し、日本語では選択的注意と訳されています。 例えば、人ごみ
![選択的注意とは?聴覚の具体例はカクテルパーティー効果? - 知育ノート](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/11c8ec4bed86ec3bd3732c13babb8a5d92fb1661/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fi%2Fikujilog%2F20170324%2F20170324021000.jpg)