浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki 藤田真郷、佐野美樹●撮影 photo by Fujita Masato,Sano Miki 新たなシーズンの到来を告げるゼロックス・スーパーカップが2月22日、東京・国立競技場で行なわれ、昨季のJ1王者サンフレッチェ広島が天皇杯王者の横浜F・マリノスを2-0で破り、今季最初のタイトルを手にした。 ゼロックス・スーパーカップを制した昨シーズンの王者・広島 主役は19歳のふたりだった。 ひとり目は、MF野津田岳人。大舞台での先発起用には「ビックリした」と苦笑したが、開始わずか6分で先制ゴールを決め、試合の流れを大きく広島に引き寄せた。殊勲のレフティは言う。 「(佐藤)寿人さんが前でつぶれてくれたので、僕はフリーで決めるだけ。練習で何度もやっている形だった」 さらに野津田は66分、自らドリブルでボールを持ち出し、絶妙のタイミングで前線
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