記事保存 日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。 現在の日本で、人工知能(AI)利用の先進業界のひとつはプロ将棋界だ。多くの棋士が日常的にAIソフトを使った研究を続け公式戦に臨んでいる。トップクラスの棋士のひとりは「AIは人間にとって勝敗を競うものではなく能力を引き出すツール」と指摘する。中村太地王座と片上大輔七段に日常のAIソフトの利用法を聞いた。本格的なAI社会の到来を目の前にしているビジネスパーソンにも色々とヒントになりそうだ。 ■プロ棋士が利用するAIソフトは複数 ――ズバリどのAIソフトを使っていますか。「企業秘密」に反しない範囲で教えて下さい。 片上「簡単なようで複雑な質問ですね(笑)。プロ棋士間で『これに限る』といった定番ソフトはないと思います。将棋ソフトは非常に多くの製品が発売されていて、正直どれが一番良いのか
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