こんがりと焼けたホットケーキの美味しそうなキツネ色。バターをのせたり、ジャムをつけたりすると幸せな気分になれます。 このコラムでは、「ホットケーキはどうして キツネ色なんだろう?」という、本当にどうでもいいコトについて書いていこうと思います。 1912年にフランスのメイラードが発見した「メイラード反応」(*1)という化学反応によるものです。 反応は超複雑で、まだよく分かっていない部分が多いのですが、 糖とタンパク質(アミノ酸) が結びついてキツネ色の物質、メラノジンが出来ることによるとされています。 普段は1週間以上かかるユックリとした反応ですが、熱があると早く進む性質を持っいます。 ホットケーキを焼くときにメイラード反応が促進され、こんがりキツネ色になったのです。 (*1)アミノカルボニル反応とも呼ばれる。 メイラード反応はホットケーキだけに起こる反応ではなく、タンパ