.NET Core には、System.Reflection.DispatchProxy という型が追加されています。 こいつが何かというと、インターフェイスベースの AOP を実現するプロキシを生成するための仕組みです(Java の Proxy に近いといえばわかる人もいるでしょうか)。 DispatchProxy を使用して特定のインターフェイスのプロキシを作成すると、返されたオブジェクトに対するメソッド呼び出しに対する割り込みがかけられるようになります。 この説明でピンと来る人はいないでしょうから、もう少し丁寧に説明していきます。 使い方 まず、割り込み処理を実行するプロキシクラスを作ります。これは、System.Reflection.DispatchProxy 抽象クラスを継承したクラスです。 基底型である DispatchProxy クラスには、以下のような抽象メソッドが定義され