Windows 10ではLinux実行環境の「WSL」(Windows Subsystem for Linux)が標準搭載され、「本物のLinux」がすぐに使えるようになりました。最新版の「WSL2」について、導入方法や基本的な使い方などを解説します。 サーバーアプリケーションを開発するときはもちろん、ちょっとしたアプリを実行環境や周辺ツール込みでサクっと動かしたいときなど、コンテナエンジンの「Docker」が使えると便利です。Dockerは、Linuxの中でコンテナ技術を使ってアプリケーションの動作環境をパッケージ化する仕組みです。 Windows向けのDockerとして、WSL2を土台として利用できる「Docker Desktop for Windows」がリリースされています。このDocker Desktop for Windowsを使いたいからWSL2を導入するという人もいるほどで